弟との会話

ほとんど音信不通だった弟と、ここ最近LINEでやり取りをするようになった。

切っ掛けは、弟が母親経由で私のことを聞いて心配し、私の誕生日にメッセージをくれたことだったけど、いつも私が彼の誕生日にメッセージを送っても返信はスタンプだけのことがほとんどだし、私の誕生日にメッセージなんて送ってくれたことがあったか記憶にないくらいだというのに。

母からどんな話を聞いていたんだか

┐(゚~゚)┌

 

気になったのは、彼が父親のことを「あの人のことを父親と思ったことはない」と言い切り、恨み続けていること。

両親は私が小5、弟が小3のときに離婚し、その後私達は母に連れら母方の祖父母の家で育ちました。

良い父親でなかったのは確かだと思います。

私が覚えているのは、口が悪く、自分の両親に対してもひどいものの言い方をしていたこと、小学校の運動会の前日に飲み明かしたのか朝起きてこなかったこと、自分の思いつきで行動し家族が翻弄されていたこと(日常的なことから仕事、お金に関してなど諸々)くらいですが、弟は父親に「殴られた」と言っていて、その部分があるから父親に対して負の感情しかないのかな...。

(「暴力」という点で私が記憶にあるのは、父が母に対して「子ども達がいなかったら半殺しにしてるところだぞ」と言い放ったシーンだけです。私自身は暴力を奮われた記憶がないですし、弟が叩かれている場面を見た記憶もありません。でも無意識の中に葬られているだけなのかもしれません。)

 

私も父のことを好きだとは思いませんが、完璧な人間はいないし、どうしたってその人が父親であることは事実ですし、意識の上では父に対する特別な感情はありません。

その人のことを恨み続け、拒み続けることは、自分自身の存在を否定することに繋がるのではないかと思うので、できることであれば弟も父親のことを許してあげられるといいな...と思います。

時間はかかるでしょうが。

封印したかもしれない自分自身の記憶にも向き合う必要があるかもしれません。。。

人間とはなんと複雑なのでしょう。